2009/03/16

春の読書

『藤森輝信の美術館三昧』 藤森輝信
『NEXT21 その設計スピリッツと居住実験10年の全貌』 NEXT21編集委員会
『シュリンキング・シティ』 大野秀敏
『住居論』 西山卯三
『TOTO通信 特集 コーポラティブ住宅は情熱かビジネスか』 2001年夏号
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『20代で鍛えておきたい「思考」の基礎体力』 Think! 別冊No.2
『渋滞学』 西成活裕
『父と娘の法入門』 大村敦志
『someone』 2008.秋冬号 vol.06
『学研の図鑑 飛行機・ロケット・船』
『ユリイカ臨時増刊 総特集 大友克洋』 vol.20-10
『さよならにっぽん』 大友克洋
「彼女の思いで・・・』 大友克洋
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『レイアウトの教科書。 実例から読み解くデザインの型』 鈴木誠一郎/アレフ・ゼロ
『Illustrator 逆引きデザイン事典』
『DTPカラー画像 入力/出力ハンドブック』

春休み

1/28:浅草文化観光センターコンペ結果見学
2/02:下水道管見学、池袋防災館防災体験、ボーリング
2/04:キユーピー仙川工場見学、ICC「ライト・[イン]サイト」展見学
2/05:衣類寄付、山谷夜回りに参加
2/06:大学でイベント見学
2/08:湘南美術学院基礎科デッサンモデルバイト
2/09:アミタ株式会社・熊野社長と懇談
2/14:アルミの鞄完成
2/15:湘南美術学院基礎科デッサンモデルバイト、講師宅でカモ鍋+ダーツ
2/17:芸大デザイン科・箕浦昇一先生インタビュー
2/18:大前研一氏講演会
2/19:朝日新聞本社印刷工場見学
2/20:靴修理完成、椅子修理
2/21:卒展見学(学部)
2/22:建築家・野沢正光先生宅訪問
2/23,24:湘南美術学院基礎科デッサンモデルバイト
2/25:卒展見学(大学院)
2/26:彫刻家・舟越桂先生インタビュー
2/27:芸大ラグビー部メーリングリスト作成
3/01:東工大x藝大x東大卒業設計合同講評会見学
3/06:東京都美術館搬入バイト
3/08:芸大ラグビー部OBミーティング@赤坂
3/11:芸大ラグビー部追いコン、学生支援課打ち合わせ、革財布完成、革ミニラグビーボール完成
3/12,13墓参り@沼津、湯河原
3/14:根上恭美子個展、江戸東京博物館見学

2008/09/29

土派、あるいは大地派

これまでいろいろ設計を計画してきた中で、自分の志向にある偏りがあることを感じてきた。
土派。と、藤森さんなら呼ぶかもしれない。と命名してみる。
ほとんどが地下、あるいは半地下の場所をもっていて、建築を設計しているはずなのに何か大地を操作しているという感じがある。また洞窟的で過剰に閉鎖的。
ぼんやりと考えてみる。閉鎖的であったのは、これははっきりと言えるのだが、内部空間のイメージ、特に光のイメージを成立させるためであった。一度閉じた空間に穴をあけ、光をつくる。外部に興味がないと批判されればそれまでであるが、光によって獲得される自律的な空間(あるいは光のかたちそのもの)が建築の感動の根幹にあるという思いがあったのだろう。しかし外部をあきらめているようでは建築は始まっていかないし動き出しもしないだろう。まだまだ力不足である。
それから、素材や光、といった単体ではコンセプトにならなさそうなことが実は大事なんじゃないかと思っていた。素材なんていうものは建築のある種崇高で形而上的な「構成」というものからは対極の「末端」である。しかし建築の実際の体験の直接的なインターフェイスは視覚的にも触覚的にも「表面」である。
平面計画が苦手でやたらと断面で考えてしまう癖があるのはどうも地下とも関係していることがわかった。以前あるOBにランドスケープは彫刻に近いからやってみてはどうかといわれたが、確かに僕は大地を彫刻したいと思っているのかもしれない。
分厚い壁に興味があった。薄いぺらぺらな表面ではなく、見えていなくても感じる密実な物質の存在感を求めたい。物質感、重さ、肌理、質感、それらは彫刻を学んできた時にひたすら刻まれた身体感覚に派生しているのは間違いない。どうすることもできない物質の抵抗感や強さ、それに対する自分の意思の弱さを彫刻を通して感じていた。それがこれから先どのようなかたちで活かされていくのだろうか。
「大地(地球)の物質感を建築に取り込んでいこうとしている」のであれば、僕は彫刻と建築をつなぐ新たなストーリーを見つけつつあるのかもしれない。大地の建築、土派。もうちょっと温めてみたい。

夏の報告3

2週間、藤本壮介建築設計事務所にオープンデスクとして修行してきました。
http://www.sou-fujimoto.com/Top/index.htm

この時期にオープンデスクを経験できたことはいろいろな意味でとても良かったです。(当たり前ですが)同じ年代の人たちがたくさん働いていることにも刺激をうけました。建築業界を生きていく大変さもリアリティを持って実感しました。

たくさんの刺激を、後期からの課題の取り組みにもどんどん活かしていきたい。事務所の皆様、この場をかりて御礼申し上げます。

夏の報告2


「空間デザインコンペティション」に応募しました。
http://www.neg.co.jp/kenzai/compe/15/compe15.htm
最後にアイデアの神が舞い降りた後、3日間くらいで作りました。見てみたいなと思えるイメージができたことは満足。

夏の報告1


「ストローベイルハウス建築様式を用いた工房」コンペティションで審査員特別賞をいただきました。
http://www.amita-net.co.jp/company/monozukuri.html

ストローベイルハウスとは藁を固めたブロックを積み重ね、土や漆喰塗りで仕上げるという古いような新しいような建築で、断熱、防音にすぐれ、素材の循環という面からも注目されている。
現在最優秀案をもとに設計が進んでおり、入賞者として設計打ち合わせに関わらせていただいています。予算や工期が厳しい中、何を捨て何を選びながら建築を現実のものへしていくのか、間近に体験できる機会に恵まれ、とても感謝しています。年内の完成を目指す突貫スケジュールです。完成がたのしみです。

プレゼンテーションの稚拙さは今後挽回していきます。。

2007/10/02

そういえば

椅子展ホームページはこちら
http://www.geidai.ac.jp/labs/architoride/prjct2007/chairshow/index.html
ウェブ係が必死に作ってくれました。

毎日来場者は20~30人ぐらい。展示としてはまあまあなところでしょうか。
今日はコンペに落ちてちょっとがっかり。
後期は本を読む時間をちゃんと作ろうかなと思っています。あさってから後期課題のスタートです。

2007/09/28

バス停の椅子


敷地:文京区根津神社付近

たった数分間バスを待つ間、2つの座面に1つの背もたれという構成によっ
て、隣に座った人へと自然に意識が向いてしまう、そんな椅子を作った。
バスを待つおばあちゃんが安心して座れるよう、座面高さを低めにした。
交通の接点にささやかな会話が交わされる場所を作れればと思う。

タモ材を使用し、塗装には新開発のMR漆を使った拭き漆仕上げとした。背もたれが背中にフィットして座り心地はなかなかいい。
両端に見えるパイプは歩道の脇にある金属柵の一部で、実際にそこに取り付けられるように設計してある。
幅は2m、高さは800mm。

椅子展はじまる


テーマは「都市を読むための椅子」。最後は3徹で制作し続け、奇跡的に形にすることが出来た。感謝

お時間あれば、ぜひ座りに来て下さい!

詳細
9月25日(火)〜10月8日(月)の2週間(初日は18時よりパーティーがあります。)
東京芸術大学総合工房棟2F多目的ラウンジ(JR・地下鉄 上野駅より徒歩13分、上野動物園裏)
開館時間10時〜17時

2007/07/22

みなとみらい


東急東横線が延長されたみなとみらい線の駅デザインには建築家が起用されている。
新高島駅:山下昌彦+UG都市設計+鉄道建設・運輸施設整備支援機構鉄道建設本部東京支社
馬車道駅:内藤廣建築設計事務所+鉄道建設・運輸施設整備支援機構鉄道建設本部東京支社
みなとみらい駅:早川邦彦建築研究室+鉄道建設・運輸施設整備支援機構鉄道建設本部東京支社
元町・中華街駅:伊東豊雄建築設計事務所


個人的には馬車道駅が一番好きである。レンガの質と色彩、統一感がなんともいえない。

先日は初めて元町・中華街駅に行ってみた。初めての方はぜひ外から駅に入っていく空間を体験してもらいたい。映画館の入り口のようなところからホームのあるトンネルの体内にエスカレーターが降りてゆく。急に視界がひらけ、ホームの賑わいを満たした円筒空間に飲み込まれてしまう。。。
絞ってぱっとひらく。セオリー通りなのだけど、見せ方のうまさにあっとやられる。

「建築マップ」http://www.archi-map.net/で個々の駅に関しての評が載っているので参考にされたい。

続いて横浜港大さん橋国際客船ターミナルへ。
(だいさんばしじゃなくておおさんばし。)
一言で言えば、「自然な体験」だった。
水平線、大波、砂丘。体験しながらそんな言葉が浮かぶ。歩いていても足に負荷がかかることがなく、丘のように自然である。座る場所、眺める場所、走り回る場所、曲がりくねる床面によっていろいろな場所が生まれている。手すりやロープがあるのはもったいないが、それだけ曲がりくねった床に上りたくなってしまうのは成功の証であろう。芝生に座って海風に吹かれながら見る港の眺めは最高である。人々の顔がこの気持ちよさを証明している。印象的だったのは車椅子に乗ったカップル?が遊びにきていたこと。ある程度勾配によって制限はあると思うが、階段のない建築なんだなあと再認識する。
デッキにはメンテナンスフリーというイペという木材(イペ:メンテナンスが基本的に不要な高耐久木材・ブラジル、南米アマゾン流域に植生するノウセンカズラ科の樹木。*同「建築マップ」http://www.archi-map.net/より引用)が使われている。規格は2x4のような感じだ。当初の色はもっとオレンジがかっていたようであるのが、雨のかからない部分を見るとわかる。
床のとげに注意!という看板を方々で見かけた。サンダルなんか履いててぐさっといったらかなり痛いだろう。ささりそうな箇所は確認できなかったけど、時間とともにどっかには必ず出てくるのだろう。ゆがみ、割れる、木材の宿命である。デッキの板張りは角度が少しずつつきながら変化し、床面の方向性を作っていて、見ていて楽しい。鉄構造は海風に対して何年くらい大丈夫なのか。塗り替えは大変そう。
丘のようになっているその下には折板構造!の大空間が広がっている。かなりダイナミック。溶接跡もダイナミック(笑)!コンピュータ設計が施工にもたらす無理矢理感!ま、それも建築が人の手で作られている証であって悪いもんじゃないなという気がする。施工よくがんばった。

形は新奇であるがそこだけで評価すべき建築ではない。これは俯瞰ではなく虫瞰的に「体験」すべき建築であろう。久々に楽しい体験だった。現代建築賛美!